「君の名は。」100億円突破したって!
君の前前前世から~の「君の名は。」の興行収入が100億円を突破みたいで、いろいろな所で「こいつはスゲェ!」と話題になっていて、なぜか視聴しただけの僕も少しうれしい感じがします(笑
そろそろ僕の中では「君の名は。」の記憶が薄れてきましたが、映画を見た人にはぜひ感想を聞いてみたい今日この頃。
特に普段アニメを見ていない一般層の人の感想が気になります。あの絵やストーリーを見てオタク臭いと感じたのか、それとも普通に感情が揺さぶられたのかとかね。今ではアニメもかなり市民権を得ているようで、「君の名は。」の興業収入が100億円を突破したのもその現れなんでしょうか。
みんな「前前前世」とか言ってるし(笑
ちなみに、知らない人に簡単に説明すると、最近みんなが狂ったように連呼する「前前前世」とはRADWIMPSが歌っている「君の名は。」のテーマソングです。
君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ
のフレーズが気持ち良い。「君の名は。」の補正があるかも知れないですが(笑
上のMVを聞いて、映画のシーンを思い返すのも良いですが、実は「君の名は。」ってもうサントラがあるんです。
もちろん「前前前世」も入っているので、これを聞いて一緒に狂おう!(笑
あと「前前前世」も良いけど「夢灯籠」もなかなか良い。
※ここからはネタバレがあるかも知れません!
意外と分かりにくかった?
内容に多少の突っ込み所を感じたものの、全体的には分かりやすい作品だったんじゃないかな?と思っていたのですがTwitterやネットを見てみると思っていた以上に分かりにくいという意見があるようで、ちょっと「あれ?」って感じになっています(汗
何だろう、僕がアニメに慣れすぎているのかな?確かにちょっと意味が分からないシーンもあった。でもアニメとはそう言うものだ!って割り切って見てるからってのもある?・・・のか?(汗
確かこんな感じだったよね・・・
記憶が怪しい所もありますが大体こんな流れの話だったような・・・
ある日、瀧と三葉の心が入れ替わる
みんな体が入れ替わるって表現してるけど、入れ替わったのは中身なので体が入れ替わるって表現はちょっと違和感が・・・
↓
互いの体で生活し、日記などで連絡を取り合ううちにお互いに好意?が芽生える
↓
急に入れ替わりが起きなくなる
↓
三葉の事が気になり三葉の居所を探すように
↓
三葉は3年前に隕石の落下によって村?ごと消滅していた
↓
実は瀧は3年前の三葉と入れ替わっていた
↓
瀧が三葉の噛み酒を飲み再び三葉と入れ替わる!
↓
瀧が隕石落下の範囲外に村人を避難させようとする
↓
避難失敗・・・に見せかけた成功!(でも映像的な詳細はなし・・・)
↓
現実世界で再び三葉と再開
↓
終わり
大体こんな感じだったような?簡略化したとは言え書き出してみると意外と長いです・・・
一般目線だと違和感があるのかも?
参照先の記事ではいくつか「ここが分からないよ!」って言うの上がっていたので、訓練された?オタクの僕も一緒になって少し考えてみました。こういう感覚の違いって面白いな~と思って。
入れ替わりが分からない
「君の名は。」では瀧と三葉の中身(心?)の入れ替わりが、かなり重要な要素になっています。そもそもなぜ2人が入れ替わったのか?百歩譲って三葉は家系で他人と入れ替わってしまう才能?があるとしても、瀧はなんでなの?・・・って事みたい。
僕はわりと良くある設定かな~と思って流していましたが、訓練されていない人には違和感があったみたいです(汗
オタク的には(僕的には)、こういう入れ替わりと言う特別な現象があると、入れ替わりには何か条件があるのでは?とか考えたりします。例えば・・・
同世代で、性格や価値観とかが近しいとか、入れ替わり先としての受信感度が高い家系で~とか(受信感度の良いラジオみたいなイメージ)。あとは奇跡とか。でも結局は
相性があるんでしょ?奇跡なんだしいいじゃん!
みたいな感じで見ていました(笑
時間軸が分からない
「君の名は。」では瀧と三葉の中身が入れ替わり、他人の体での生活を強いられるわけですが、実は時間軸に3年ほどズレがあります。どういう事かと言うと・・・
瀧は過去の三葉と入れ替わっていたんですね。これ初見で気づけた人は頭良いですよね。僕は気づけませんでした。でも後で友達が教えてくれました(笑
ちなみに最初の世界では三葉はすでに隕石事故によって死亡しています。後で瀧が過去を改変しちゃうけど。
「入れ替わっているときでも、その年月日や時間がわかるものは身のまわりにいくらでもあるはず。全くわからないということがわからない」という指摘のほか、「時間軸が複雑すぎて難しい」「時間軸があちこち飛びすぎて、どうなってるのかわからない」という声があった。
で引用の分からないは、三葉が身の回りにあるモノなどで年月日が分かるんじゃないの?と言う話です。この意見が出るのは分かる。分かるけど、実際に入れ替わりを体験したら思いのほか時間のズレには気づけないんじゃないかな?って思ってます。
確かに身の回りのモノで違和感は感じるかも知れないですが、もし自分が誰かと入れ替わっていたとしたら、入れ替わりによって日常生活が破壊されかけている最中なわけですよ。
こんな状況で、はたして常識の外側にある時間軸のズレに気づけるかどうか・・・しかも三葉は目新しいものに興奮してしまいそうだし、瀧は瀧で生活環境が全く違うのでそもそも回りのモノから気づけるかどうか・・・
しかも本人にとって重要なのは今ですからね。
入れ替わって他人の生活に順応出来るのが分からない
・・・その通りだと思います(笑
そういえば瀧のバイト先での描写がありましたけど、入れ替わりがあるにもかかわらずシフトを減らさない瀧はチャレンジャーだなって思って見てました(笑
「名前が分からない」が分からない
あれは特別な現象なんです!少しずつ記憶が薄れていって
「あれは幻だったのか?・・・」
って苦しみながら、何かせずにはられない・・・って感じで答えを模索していく内容が良いんです!こういう感情に揺さぶりをかけてくる演出が良い。
なぜこんなにも人気なのかわからない
「設定や細部に矛盾や説明不足のところがたくさんあって、それがどうしても気になってしまうから、手放しに誉める人がわからない」といった指摘のほか
説明不足・・・確かにそう感じる部分もあった。でも例えば瀧は過去の三葉と入れ替わっていると言う設定を理解できた時に、僕は達成感や爽快感を感じました。この感覚を感じてもらうために「君の名は。」ではわざと1から10まで伝えないようにしている節があるような気がしています。
最近のアニメってそう言う作り方をしてる作品が結構あったりするので、「君の名は。」もそうかな~と思って。でも隕石を回避した描写は欲しかったかなぁ(汗
なんかさらっと現在の時間軸で実は避難訓練中だったので隕石を回避出来ました!って感じになってましたけど、例えば学校の校舎から避難した村の人らが、隕石が落ちる様子を見ていて、隕石落下の衝撃で爆風がブォォ~って校庭に吹き荒れる・・・みたいな演出があっても良かったかな~って思うんですよ。
で「糸森が・・・」見たいな台詞を校庭に呆然と佇むてっしー辺りが言うわけです(笑
ありがちな演出かもしれないですが、こういうのがあると安心するんですよね。分かり易くもなると思うし。
そういえば隕石を回避できたのってやっぱり三葉が市長(父親)の説得に成功したって事なんですかね?
「君の名は。」が好きでCDとか雑誌を購入してる
なんだろう、もっと「君の名は。」が知りたくて、雑誌とかCDとかを購入しています。冒頭の写真に写っているのは「君の名は。」のサントラとMdNって雑誌なんですが、雑誌の方はMdNじゃなくてビジュアルガイドの方を買えばよかったかな?
やっぱり絵とかいっぱい見れた方が楽しいし・・・ちょっと早まったか(汗